SGI INDYのモニターをPCのに替える

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会社にある
SGIINDY、1994年発売の化石WSだが

 

インストールされているCAD/CAMを長年の慣れで
使いたい人もいる。

 

勿論グラフィックや計算スピードが現代のそれとは
比ぶべくもないが。

 

慣れ親しんだインターフェイスが、いいのだろう。

 

でこのINDY、さすがにモニターがおかしくなってきた。

 

勿論ブラウン管世代。

 

電源を付けと、数分で、ブラックアウト。
ほっとくと、再び点灯。

 

仕事にならないので、どうにかしろとの依頼。


そういえば、以前あったSUN URTRA10も
モニターが駄目になりPC用のモニターに変えていた。

 

SUNの時の13W3-Dsub変換コネクターは残っていたが
SGIとは方式が違う様子(Sync on Green 詳細不明)

 

取り敢えず、SGI用を取り寄せた。

 

しかし、ネットでUNIXの情報を検索するも、既に閉鎖されていたりして
得られる情報は大分、少なくなっている。

 

これが時代の流れというものか。

 

でモニターを調達。

 

アスベスト比16:9 1920x1080なんて解像度設定は勿論ないので
4:3 1280x1024のモニターを調達。

 

その後、解像度とリフレッシュレートの設定。

 

ちなみにこのINDYはOSがIRIX5.3だ。

 

shellで

 

/usr/gfx/gfxinfoで現在の設定を確認。

 

スーパーユーザーで
/usr/gfx/setmon 1280x1024_60

 

これで、設定が切り替わる。

 

これで無事、PCモニターに出力することが出来たのだが
なぜかCADを起動すると、マウスカーソルと対象がうまく合わないというか。
選択できないというか。そんな症状が。

 

正直原因は不明だが、悪足掻きで、世代の新しいスクエアのモニターに変えてみた。

 

IO DATA LCD-A193V → IO DATA LCD-ASD-194V

 

これで何故か、不具合は収まった。

 

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一件落着。

 

でもさすがにINDYはこれで最後になることを切に願う。